新作紹介（9/26)

ウッドビーズを使った作品・第2弾です。

グレージュカラーのグレーウッド、深入りコーヒー豆のようなエボニー（黒檀）、1連扱いにした渋い輝きのゴールデンシャインオブシディアンとクールな輝きの小粒ヘマタイトを編んだ、比較的ボリュームのあるチョーカー。

ナチュラルで大人っぽい色調と、何と言っても軽いという点が使いやすいのではないかと思います。

弦楽器のイメージから出発して、最もぴったりくる旋律だったので、バッハの『無伴奏チェロ組曲 第1番』から作品名をいただきました。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

✳︎prelude

新作紹介（8/21）

ペールトーンの青い石の組み合わせは、優しげでアンニュイな雰囲気があって、夏から秋へと移ろうこの時期の、そこはかとない寂しさを含んだ静けさを表現してくれます。

天然色のブルーカルセドニーは白っぽい部分との濃淡が、ストライプブルーオパールは透明感のあるグレー部分とのコントラストが魅力的。

シルバーのヘマタイトのクールな輝きで大人っぽさを醸し出したネックレスです。


※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊うつろい

新作紹介（8/20）

シェルやペトリファイドウッド（珪化木石）は使ったことがありますが、ウッドビーズを用いた作品は初めてです。

そもそもこのレッドウッドに一目惚れしなければ、このネックレスは生まれませんでした。
鮮やかで深みのあるこの色！
橙～朱～赤の微妙なトーンが本当に綺麗なんですが、染めではなく天然の色彩です。

組み合わせたのは、とろみを感じさせる質感と独特の縞模様が美しい、カーネリアン・サードニクス。
丸玉ではなくダイスカットというのが、個人的にはお気に入りです。
金色のヘマタイトの輝きがアクセントになっています。

盛夏は勿論、これから秋口にかけても十分活躍してくれることでしょう。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊siesta

制作と花火と

久しぶりに制作。
ほぼ一目惚れでわーいとばかりにいくつか手に入れた材料だったけれど、そのうちの1つが試作の段階でイメージと異なるイマイチな出来にしかならず中断。
色々考えてはいたものの、その後あれやこれやがあって落ち着かず、気力も萎えてしまって、結局1ヶ月以上放置していたのではないかと思う。
ようやくやる気が戻ってきたし、昨日新たに購入した石と組み合わせることで、なんとか1点仕上げることができた。
夏向きにと思っていたネックレスなので、時期としては遅くなってしまったけれど、他にももう1点既存の材料で作ったものと共に、とりあえず近日中にアップしようと思う。

夏といえば、 いわゆるお盆休みの期間は終わっても世間的にはまだその余韻があって、お休み気分が漂っているように思う。
そもそも学生さんはまだ夏休み中だし、今日明日と近隣では花火大会やら盆踊りやらが行われるらしい。
ところで、つい先日国産の線香花火の話題を目にしたことから、無性に線香花火がしたくなった。
とはいえ、残念ながらそういう遊びに付き合ってくれそうな人間はすぐ近くにはいない。
遠方に住む古い友人とのメールの中で、線香花火がしたいけど1人でするのはさすがに…という話をした。
すると、ヘビ花火をするよりマシじゃないかと返信が来た。
比較の問題ではないだろうと返すと、ならばネズミ花火はどうかと勧められた。
1人で点火して1人で逃げるんかいっ。
やはり花火は2人以上でするもの。
さらに大人花火なら🍺やら🍷片手にということになるかしら。

インスピレーション

今月に入ってすぐ、足指を打撲・脱臼してしまった。
些細な怪我なのになかなか痛みが治まらず、更に連日の厳しい暑さにもめげて、漫画（電子書籍）を大人買いして一気読みするなど、お盆休みの帰省やレジャー等で賑わう世の中を尻目に、出不精まっしぐらな日々を過ごしている。

一昨日、検診に行ったついでに久しぶりに寄った図書館で、以前から興味のあった『翻訳できない世界のことば』（創元社）を見つけて借りてきた。
その国その地域だからこそ生まれたであろう言葉もあれば、思わず頷いてしまうような言葉もあり、それぞれが意味するところの面白さや深さに、やはり言葉とは文化なのだなあと思う。

名前が先かモノが先かはその時々によるけれど、自分が作るアクセサリーには必ず作品名をつける。
それは、作品のイメージや大袈裟に言えばそこに込めた想いや世界を、言葉でも伝えたいからだ。
それを誰かがわずかでも汲み取ってくれたら嬉しい。

本の中から、いくつか創作の元になりそうな言葉を拾うことができた。

さて、どんな石を使ってどんなものを作ろうか。

新作紹介（7/17）

こちらはアーティスティックワイヤーとsilver製のロープリングを使ったネックレス作りにハマっていた時のもので、夏の到来にあわせてアップしようと思っていた作品です。

淡い色彩の透明な石の組み合わせとシルバーの繊細な輝きは、どこか懐かしいきらめきに満ちていて、出来上がりを確かめた時、ある種の既視感がありました。
いつぞやの夏の昼下がり、ふと時間が止まったかのような、周囲の音が遠のいて静けさの中にいるような感覚。
掘り下げれば、それが私の中にある「夏」の本質的なイメージなのかも知れません。


※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

✳︎Un jour d'été

新作紹介（7/16）

今日ご紹介するのは、実はかなり以前に作って置いておいたもの。
マイ・フローライトブーム(？)の頃に、チェーン部分を色違いにして作ったネックレスです。

スターダイスカットという、表面に細かいカットが施されたサイコロ型のマルチカラーフローライトを12個使用。
それらをテグスで編み上げて、金色のヘマタイトで作ったチェーン部分とつなげています。

トップ部が比較的大ぶりでボリュームがあるので、約42cmと長め（アジャスター除く）にしています。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

✳︎confetti

すもも

数日前、仕事中に通りかかった道路沿いの小さなお店で、一盛り200円足らずのすももを見つけた。

果物全般好きなのだが、この時期に出回るすももやプルーン、杏にさくらんぼといったバラ科の果物に、なぜかとても心惹かれてしまう。

1粒がプチトマトくらいの大きさで、残念ながらいくつか割れてしまっているものがあり、熟しているはずなのに味も若干ぼやけた感じだった。

けれど濃いルビー色が実に綺麗で、その色を生かしつつより美味しくいただこうと考えて、最初に思いついたのはジャムだったが、少し量が少なかったので、コンポートにすることにした。

皮ごと半分に割って鍋に入れ、適当に砂糖と水を加えて一煮立ちしたらあくを取り、香りづけに梅酒を少々、仕上げにレモンを搾って出来上がり…のはずだったけれど、シロップの赤があまりに鮮やかで美しく、更に水と梅酒、そして粉寒天を足して冷やし固めた。

さわやかな酸味と冷たくなめらかな口当たりが、蒸し暑い季節に相応しい冷菓。

新作紹介（7/15）

南の海を思わせるアクアブルーに波模様のあるラリマー。
粒の揃ったものは宝石扱いというか、作品の中に組み込むにはお高くて、なかなか手が出ませんでした。

今回チップ状とはいえ大粒で存在感があり、不揃いな形と色の濃淡が自然な美しさを持つ石が手に入りましたので、アクアマリンとブルーアパタイトの青とホワイトジェードの白に合わせてネックレスにいたしました。

波の音が聞こえてきそうな、夏らしい1点です。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

✳︎Ola

夏のキャンペーン

各地でセールが開催されていますが、こちらでも夏のキャンペーンを開催中です。

 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU

以前から気になっていたものがあるという方は勿論、夏の装いに何かプラスしたいという方も、ぜひこの機会に覗いてみてくださいね。

少しずつではありますが、週末を中心に新作も追加してまいりますので、よろしくお願いします。

新作紹介（7/1）

今日から7月です。
本当は6月中にアップしたかったのですが、遅くなってしまいました。
とりあえずまだ梅雨空が続いているし、紫陽花の見頃も終わっていなさそうということで、良しと致します。

この時期、自然光での撮影はタイミングが合わないと難しく、今回作品だけの画像は明かりの下で撮ったものですが、端末による違いを除けば、実物とほぼ変わりない色が出ていると思います。

ローズクォーツ、ラベンダーアメジスト、アクアマリンの3色を色調や粒の大きさを見て並べた後、間にペリドットを配しました。
可愛らしい色味をそのまま活かして、シンプルに仕上げたネックレスです。


※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


✳︎紫陽花

水無月

水無月を買った。

数年来、毎年この時季になると気になっていた和菓子。

このところ続いていた嫌な気分が、今日ピークに達してしまった。

1日でも早く拭い去りたくて、10日余り早い夏越の祓。

衝動買い

通りがかりに見つけたワンピース。

大好きなモノトーンで、ジャストサイズで、ラインも綺麗。
でも、もしこの花のプリントじゃなかったら、まず目が釘付けにはならなかったと思う。

カラー（和名:海芋）だもの、それだけで運命を感じてしまった（大袈裟）
しかもヴィンテージだから1点物。 これを逃せばまず2度と巡り逢えない。
ということで、試着室で1人盛り上がり、そのまま購入に至る…。

帰り道のエレベーターにて。
ベテランOLさん風の女性が、お友達と思われる女性に向かって「買ってしもたな〜。ええわ、明日からまた頑張って働こっ」と仰っているのを偶然耳にした。
抱えていたのは、バッグの入った紙袋。

同志！✋

新作紹介(6/13)

ブルー系の組み合わせで作ると、出来上がったものは自然と水を思わせることが多くなります。

今回は艶やかな透明感のある石を主に用いて、カットや粒の大小による煌めきで水しぶきの感じを表現しました。

色合い・質感共に、ひんやりと冷たく涼しげなネックレスです。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊fontaine

新作紹介（6/10）

あっという間に梅雨入りしてしまいました。
暑い上にじめじめしていると、気分も体調も崩しがち。
はっきり言って苦手な季節です。

それでも雨の日を少しでも楽しむべく、お気に入りの傘やレインブーツを揃えたり、雫柄のワンピースで出かけてみたりしていますが、本日の新作もそんな気分UP⬈に役立つかも！？

雨が降る薔薇の咲く庭をイメージしたロングネックレス。
ローズクォーツの薔薇、透明なマルチカラーフローライトが雨と雨に滲む風景を表しています。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊五月雨

新作紹介（5/28）

ご無沙汰しております。
ブログの更新は1か月ぶり、新作紹介に至ってはなんと3か月ぶり。
またぼちぼち更新する予定ですので、宜しくお願いいたします。

今回はブラウン系の大人っぽいシックなネックレスです。
プチネックレスというほど華奢なデザインではありませんので、それなりに存在感がありますが、トップ部がそれほど大きくないので使いやすいのではないかと思います。

シンプルが好きだけれど、面白みのないスタイルになるのはちょっと…という時にいいかもしれません。

チェーン部分のスモーキークォーツは、今回"special cut"というものを使っていて、本当はもっと輝きがあるし、トップ部に使ったムーンストーンも、ちゃんとシラー効果（虹のような輝き）があるのですが、いかんせん撮影＆編集する技量がイマイチなため、うまく表現できていないのが悔しいです。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊biblioteque

春夏物

あっという間に、4月も終わりに近づいている。
なかなか気温が上がらない日も多かったけれど、ようやく春本番といった感じになってきたように思う。
寒がりなせいで、冬場はまずパンツしかはかないから、暖かくなってくるとその反動でやたらスカートやドレス（ワンピース）が着たくなる。

昨日、ずっと入ってみたかったセレクトショップに、初めて足を踏み入れた。
小さいお店ながら大きくとられたウインドウから見えるのは、どれも個性的ではっと目を引くものばかり。通りかかるたびに気になっていた。
店内に溢れるように並んでいた服は、全てイタリアとフランスで仕入れたものだという。

基本無地を着ることが多いのだけれど、時々印象的なプリント柄に惹かれて、これまでもイーリーキシモトやヴィンテージのディオール、マリメッコなどをワードローブに加えてきた。
その中へ新たに仲間入りさせた1着は、デニムのように見える紺の地に、白い唐草のような模様のジャージードレス。
鏡の前で当ててみた時は細すぎて無理、と思ったけれど、勧められて試着したところ、体のラインを綺麗に見せて着心地がよく、着丈もVの開き具合もベスト。
しわにならず洗濯機で洗えるという手軽さも、特に夏物にはありがたい。

調整

気がつけば4月。
どんどん暖かくなってきて、先月末風邪でダウンしている間に、桜も咲き始めていた。
まだ全快ではない（しかもヒノキ花粉も始まりつつある）けれど、こうした不調で自分の心身を見直す機会を得ていると言える。
気がつかずに突っ走り過ぎていて、疲れたりダメな方に行ってしまったりしている自分の手綱を引き戻すという感じ。
忙しい中でも、バランスを整えて。

花粉症

スギはヒノキほど酷くない。
そう思っていたのは、残念ながら間違いらしい。
この数日、首の後ろ側と耳の裏、そして髪の生え際に湿疹と痒みが😞
去年はどうだったか思い出せないけれど、2年くらい前にも同じ症状が出て、気がついたら治っていたのだった。
暖かくなってきたのは嬉しいけれど、早く落ち着いてほしいと思う。

紅白饅頭

卒業式のシーズン。
昨日仕事の関係でもらった紅白饅頭を、遅い朝食代わりにいただくことにした。

底面積がやや広いため、大きさの割にどっしりした印象で、指で軽く触れてみると、思った通り皮が乾いて固くなっていた。
表面を軽く撫でるように湿らせ、レンジで使える簡易蒸し器に少量の熱い湯を張って数十秒温めた後、蓋をしたまま少しだけ冷めるのを待って、でもちゃんとは待ちきれずに白い方から割ってみた。

水分を取り戻して、しっとりとした柔らかさともっちりとした弾力のある皮に、みっしりと詰まった漉し餡は、おそらく常温であればちょうどよい甘さ。

薯蕷饅頭の美味しさを実感するようになったのは最近のことだけれど、濃いめに出した煎茶が本当によく合う。

6年前、卒業を迎えるはずだった人達、それを祝福するはずだった人達を想う。

北宋汝窯青磁水仙盆

以前見た曜変天目が満天の星空とするなら、青磁水仙盆は優しい春の空。

ガラスケースの向こう、どちらもただそこにあるだけなのに、唯一無二の存在感があった。

職人の手と自然による偶然とが生み出した至宝。

それはただひたすらに静かで、美しい。

私の心にある美術館に、また1つ収蔵品が増えた。

大阪市立東洋陶磁美術館

新作紹介（2/19）③

天然石＋淡水パールの作品その３。

こちらは先の2作品を仕上げた後、ふと、手元にあったオレンジ系の小粒パールを使って…と思い立ち、できあがったネックレスです。

ライトオレンジからダークオレンジ、ゴールドに鮮やかな赤まで、6種類7色の石・パールを組み合わせて作りました。

シルバー・寒色系が好きなため、ゴールド・暖色系の作品はつい少なくなってしまうのですが、これはなかなかのお気に入り💕です。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

＊passionate

新作紹介（2/19）②

天然石＋淡水パールの作品その２。

こちらで使用しているパールは、まずグリーンがかった光沢を持つダークシルバーのポテト。
それから、"Nereid"と使用したものと同じピーコックカラーのケシパール、目立ちすぎない程度に個性的な粒を選んでアクセントに用いています。

所々残るヘミモルファイトの雪、ブルーフローライトを始めとした青・シルバー系の石による雪解け水、クォーツァイトとアパタイトの緑など、春の訪れた川べりをイメージした1点です。


※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

＊雪解け

新作紹介（2/19）①

天然石＋淡水パールの作品その１。

こちらで使用したパールは、ピーコックカラーのケシパール。
上部に穴が開いているため、ワイヤーに通すと写真のようにぶら下がるものです。

その形状と色合いにあわせて、タンブルチップのアクアマリンとブルーカルセドニー（いずれも天然色）、シルバーのヘマタイトを使って、ネックレスに仕上げました。

この組み合わせは、"Naiad"（泉・川の精霊）とほぼ同じ。
それもあって、"Nereid"（海の精霊）と命名しました。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

＊Nereid

焦る

写真が撮れたらすぐにアップできるよう準備していたページが、なぜか全て公開になっていた！！

いつの間にというか、いつからオープンになってしまっていたのか…？
すぐに非公開にしたけれど、怖ろしい。

ということで、まだです💦

予告通り

一昨日から今日にかけて、天然石＋淡水パールのネックレスを制作。
諸事情によりそれぞれ1回ずつ作り直したこともあって、予想外に時間がかかり、ついでにワイヤーやら金具やら色々と無駄にしてしまった💦

全部で３本。40㎝前後の標準サイズで、いわゆるトップ部分のないネックレス。
デザイン的に似ていると言えば似ているけれど、色違いというほどではない。
例えるとしたら、姉妹ではなく従姉妹くらいの感じだろうか。

生憎の雨模様のため、明日以降に撮影・アップすることにして、今日中にできることだけ済ませておこう。

Pearl boom

突如、淡水パールがマイブーム⁉︎
単純に、様々な色・形状の淡水パールを見た影響なんだけど。
先週に続いてパーツショップに寄ったら、また他のものが欲しくなって買ってしまった。

今回も2種類。1つは縦長のライスという形のもの。
もう1つはバロックで、クレオタイプという、ワイヤー等に通した時にぶら下がるような位置に穴が開いているもの。

今日のところは、他にどんな石を合わせるか検討しただけで終わったけれど、明日からぼちぼち制作に取り掛かっていこうと思う。

ということで、淡水パール＋天然石というパターンの作品が続く予定。

新作紹介（2/10）

1連で売られている石の中には、粒によって大きさも風合いもかなり異なるものがありますが、今回トップに使った氷柱カットのクリスタルもその１つ。

実は"magical"という作品と同じ石なのですが、同じ連の中でもっとも長く形も整っていて、尚且つ淡い色の粒を選んで使いました。
優しげでひんやりとしていて幻想的で、"magical"で使った2粒がどちらかといえば「動」なら、こちらは「静」の印象でしょうか。

更に幻想的な雰囲気を醸し出すために、ピーコック(孔雀）という色目の淡水パールを組み合わせました。
シルバーを基調に、青・紫・緑・と、様々な輝きが美しく、端正なラウンドやポテト形にはない、いびつなバロックパール特有の味わいがあります。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

＊fantasia

 

晴れて曇って

用事を済ませていざ新作の撮影、と思ったら、何枚も撮らないうちに曇り空になってしまった😕
再び太陽が顔を出すのを待ってはみたものの、その後も晴れたり曇ったりと安定しない。
残念ながら、明日以降に再チャレンジすることにした。
但し、週末は雪の予報も出ているようだし、どうなることやら。

2週間くらい前に見つけて、一目惚れしたカットソー。
買おうかどうしようかさんざん迷っていたけれど、今日思い切って買った。
最近買い物しすぎなんだよなあ…と思いつつ、届くのが楽しみなのも事実。
届いたら、被服費手帳にもしっかり記録しておかなくては。

仕入れ

用事で出かけたついでに、淡水パールを探しに行った。

そのお店では金具類を購入することが殆どで、石やパールを探すことは稀なのだけれど、今日は目的に適うものが見つかったのみならず、使いやすそうな形状の、何より淡く微妙な色合いが本当に綺麗なパールが揃っていて、見ていてとても楽しかった。

奥の天然石コーナーも覗いてみると、今まで見たことのない石を発見。
大好きなラフロックで、白〜ミントグリーンが春らしい印象。
予定外だったけれど、迷わず購入することにした。
更に、さっきの淡水パールのコーナーに戻って、グリーン系の輝きを持つパールもカゴの中へ。

午後、買ってきたパールを使って、作りかけのネックレスを完成させた。
早ければ、明日アップできるかも!?
全ては写真が撮れるかどうかにかかっているのだけれど、明日のお天気はどうだろう。
ちなみに今日は曇りがちで、時折雪もちらつく寒い1日だった。

臨時購入した石を使っての新作は、もう少し構想を練ってからになりそう。

春の気配

一昨日、自宅の梅がちらほら花を咲かせているのに気がついた。

そして今日、道路脇にたんぽぽの黄色い花が。

風は強いし相変わらず寒いのだけれど、それでも間違いなく、次の季節へと変わっていこうとしているのだと実感。

新作紹介（2/3）

8mmサイズの丸玉という、最もシンプルな形で7種類の石を揃えてみると、より一層、石の持つ色や表情の多様性を実感します。（注：シーブルーカルセドニーは色加工されたものです）

濃い色であっても、どこか優しい感じ。

まさにこれが飴玉だったら、一体どんな味がするのだろうと思います。

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＊candy

新作紹介（2/2）

金具を使わずワイヤーだけでトップを作り、できるだけそのままチェーンまでつなげるというやり方。

今までいくつかのパターンをやってきたのですが、今回は、まずメインであるドゥルージークォーツの周りをどの石を使ってどうやって枠付けし固定するか、というのが１番のテーマでした。

チェーンのデザインと組み合わせは決まっていたので、トップができあがってしまえばあとはつなぎ部分だけでしたが、割とあっさりヘマタイトでカンを作ってつなげる形に落ち着きました。

最近ブルー系・シルバー系が続いているなあと思いますが、好きな色だからやっぱり自然と多くなってしまうのです。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

✳︎如月

怪我の功名

試作中のネックレスに合わせて仕入れた材料の、色、質感、大きさが思っていたものと違っていた。
普段利用している問屋さんに該当するものがなくて、初めてのお店で買ったものだから、どうかなとは思っていたんだけれど。

安くて種類が豊富で、思い立った時に購入できるのがネットのいいところ。
そのため、殆どの材料をネットで調達している。
ただし、画像でチェックしていても、実物が思っていたものと違う場合があるのも事実。
自分が売るものも、できるだけ実物に近い画像を載せるようにしているのだけれど、光の加減などの関係もあって、これが結構難しい。

今回仕入れたものは、粒は揃っていて質も悪くない。単に予定していたものにはそぐわなかったというだけ。
だから、これはこれで別の何かに…と、手持ちの石を取り出しては合わせてみたり組んでみたりしているうちに、思いがけず半日の間試行錯誤を繰り返すことになり、苦心はしたものの、結果として自分としては実験的というかチャレンジした作品ができた。

近日中にアップ予定。

肥やしを減らせ

年明けすぐに図書館で借りてきた「一生使えるファッションノート」（槇村さとる著）。
色々と共感するところがあったのだけれど、その中で、これは即実践しよう！と思ったのが、被服費手帳。
文章をほぼそのまま引用させていただくと、「1月~12月まで、なんというブランドの、どんな服をいくらで買ったかを仔細に記録して、どのくらい着たか、どの程度着たかを季節の変わり目に◎△✖️で評価する」というもの。
それによって、タンスの肥やし度、失敗の原因、自分の傾向と対策がわかるという。

私は服を10着に抑えようなどとは端から考えていない（できると思っていない）、ミニマリストには程遠い人間ではあるけれど、明らかに無駄だったと後悔するようなことは、できる限りなくしたい。
ただ、着回しだの組み合わせだのをやたら考えてから買うと、なぜか失敗に終わることが多くて、一目惚れで手に入れたものの方が意外に長く愛用している。

そのため、つい自分に対して衝動買いを許してしまうところがあるのだけれど、最近はその衝動を冷静に分析した上で、自分が本当に必要としているかどうか、サイズも含めて似合っているかどうか等々、店員さんの言葉に惑わされない所で確認・検討するためにも、今まで以上にしっかり試着をして、場合によっては一旦帰るようにもしているので、以前に比べればマシになった（はず）。
そこへもってきて、新たに購入する度記録して見直していけば…と、期待が膨らむ😊

どうせならより楽しんでと、大好きなpaperblanksのノート、以前から目をつけていたオバジーンのミディサイズをここぞとばかりに導入して、初売りバーゲンの戦利品から記録し始めたら、これが本当に楽しい！
その服を買うに至った理由も合わせて書いたら、ワクワク感💕の凄いこと。

願わくば、シーズンの終わりもしくは再びシーズンが巡ってきた時に、「あの気持ちは何だったんだろう…」ということになりませんように。

新作紹介（1/28）

今回は、2連仕立てのネックレスです。
雫形の石と淡水パールにヘマタイトをあわせて、今の季節にふさわしく、霙（みぞれ）と名付けました。

ポイントは、エレスチャルクォーツ（スーパーセブンともいう）。
透明な部分と内包物とのコントラスト、その繊細で神秘的な美しさをさりげなく見せられるものが作りたくて、ようやくこれはというデザインイメージが生まれ、形になりました。

ちなみに、霙つながりで調べてみたところ、
雪＝大気中の水蒸気から生成される氷の結晶およびその結晶が降る天気
霰（あられ）＝雲から降る直径5mm未満の氷粒およびその氷粒が降る天気
雹（ひょう）＝雲から降る直径5mm以上の氷塊およびその氷塊が降る天気
霙＝雨まじりに降る雪、または解けかかって降る雪
なのだそうです。

霰と雹なんて、単に大きさの違いだけ。
しかも5mm未満かそれ以上かなんて、ずい分細かいというか、とにかくそれを別の名前で呼び分けるところが凄い。

改めて、日本語の繊細さを実感しました。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

＊霙

新作紹介（1/27）

子供の頃、国内外のファンタジーやアニメの魔法少女ものにかなりの影響を受けたことは間違いありませんが、まさか今になってそれっぽいもの（⁉）を作ることになろうとは、さすがに思ってもみませんでした。

「呪文を唱えたら、変身💖しそう⁉」な1点です。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊magical

チョコレート狂想曲

見渡す限り、チョコレート、チョコレート、チョコレート！
そして、人、人、人！

ある程度予想はついていたけれど、やっぱり凄い。

今日から始まったバレンタインフェア。

この時期しか買えないものも多数出てくるとあって、おそらく私同様、プレゼント用より自分用がメインではないかと思われるお客さんが多くて、もはやバレンタインの名を借りたチョコレートの祭典といった方が正しいように思う。

ボンボンショコラのデザインや色とりどりのパッケージなど、見ているだけで楽しいし、嬉しくなる。
と言っても、勿論手ぶらで帰ったわけではなく、事前に目をつけていたものに加えて、その場でアンテナに引っかかったものもしっかり購入。

少しずつ大事に味わって、しばらく至福の日々を過ごせそう。

タブレット（板チョコ）中心に結構買ったなあと満足しつつ、カタログ（これが無料のものとは思えないほどの豪華版で驚いた）を眺めていると、あの店のソフトクリームが食べたかったなあとか、去年買ったあれもやっぱりいいなあとかいう気持ちが湧いてくる。

最終日（来月14日）まで、まだ3週間位ある。
もう1回足を運んでしまいそうだ。

Fashion is life , Fashion is power !

アクセサリー作りを始めるより先に、まずファッションが好きだった。

以前働いていたところで"Art de Vivre"（生活は芸術。生きることがそのままアートであるとの意味）という言葉に出会った頃、まず自分が身につけるものに対する意識が変わった。

シャネルは、着ることは自己表現そのものであり、服を通して私は新しい生き方を売ったと言ったらしい。（『ココ・シャネル力』　八坂裕子著　参照）

シンプルなものは好き。
でも、その時の流行、もしくは右へ倣えのシンプルスタイルには、異議を唱える。

シンプルだろうがデコラティブだろうが、それは単なる見た目の違い。
どんなスタイルでも、他の誰でもない自分、どこかに「これが私」という核があるかどうかが大事だと思う。

さらに「これが私」は、「私はこう考えている」でもある。
その意味で、この記事はとても興味深く、感銘を受け、在任中にもっと深く知ればよかったと思った。

ファッションは生き方であり、ファッションには力がある。
個人的には模索の日々だけれど、それが楽しいし、嬉しい。

口福

いわゆるシンクロニシティ（と思う）。

実は、本日の新作についての記事は、ほとんど一昨日のうちにできていたものを修正＆アップしたもので、そうしたら昨日、叔父夫妻（約14年ぶり）と従弟（約20年ぶり）が我が家にやってきた際に、お土産で銀座ウエストのリーフパイとドライケーキの詰め合わせをもらったのだった。

コーヒー＋ミルク＋シナモンパウダーという、カフェラテとカプチーノの中間（？）みたいなものを入れて、早速いただくことに。

1番シンプルなバタークッキー。
本の影響もあったとは思う。いつもよりしっかりと味わった。
しみじみ美味しい・・・！と思った。

自宅や職場で様々なお菓子をいただく昨今、舌が肥えたと言えば聞こえがいいが、要するに舌がすれっからしになっているせいで、いつの間にか美味しいという言葉の前に「それなりに」という言葉をくっつけてしまうことが多くなっていた私でも、ちょっと感動したくらい。

先日クリスマスにもらった小岩井農場のチーズクッキーも「激ウマ」と思ったけれど、バターのコクと甘み、風味。さっくりとした歯ごたえ。ナッツの香ばしさ。
とてもシンプルで、それだけに噛みしめるたびストレートに伝わってくる。

ご馳走様でした😊

新作紹介（1/23）

おそらく内省的なタチだからだと思いますが、できれば1人でじっとしていたいと思うことがよくあります。

何かで落ち込んだりするとその傾向がますます強くなって、ぱっと見は普通に働いていたり人と話をしていたりしていても、内面は引きこもっている（!?）という面倒くさい状態に…。

けれど一方で、「まあ、こんな日もあるわな😌」という思いが、いつも心の隅にあります。

そのおかげでか、かなりヘビーなことが起きてボロボロになった時でも、立ち直れないほど完全に打ちのめされてしまうということなく、なんとか今に至っています。

今は土砂降りで、１ｍ先も見えず、全く動くことのできない酷い状態かもしれない。
それでもいつか、必ず雨は上がる。

雫形（本当はペアシェイプですが）で、尚且つ青空みたいなオーウィーブルーオパールから始まって、12/16付のブログで書いたことやその他いろんなことを思い、そうして出来上がったのが今回のネックレスです。

やはり雫形のストライプアゲートで雨雲と白雲を、金色のヘマタイトで射し込む光を表現しています。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊雨上がり

新作紹介（1/22）

これは昨年完成したものの、その時はロングネックレスが多かった&同じ石を使った作品を出したばかりだったので、アップせずにおいたもの。

主役は3粒のペトリファイドウッド。
木がそのまま石化したもので、珪化木石（けいかぼくせき）とも言います。
しっかりと木目があるのにつるつるした石というのが面白いなあと思います。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


✳︎唐木

新作紹介（1/21）

採掘されたものにただ穴を開けただけのように見えるラフカットの石には、つるんと磨き上げられた丸玉や精巧なカットを施された石にはない魅力がありますが、更に表面加工や着色というひと手間がプラスされると、また別の面白みが出てきます。

以前は色や風合いも天然じゃないと…と思ったこともありましたが、今は自分なりの判断基準は持ちつつ、それぞれの良さをそのまま味わえばいいと思っています。

自然そのままのもの、人の手が加えられたもの。

振り返ってみれば、少なくとも私の日常は、そのどちらかに偏るのではなく、両方を享受して成り立っているのですから。

※詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


＊銀世界

 

新作紹介（1/19）

2週間くらい前に新しい石を仕入れて、さあ作るぞ～と思いながら、主に気分的な理由でなかなか取り掛かれずにいましたが、ようやく昨日着手。

本当はネックレス2点が完成したのですが、うち1点は一瞬悩んだものの撮影段階で作り直し決定、明日以降に改めてアップすることになりました。

ということで、新作1点のご紹介です。

優しい色合いのブルー～グリーン系の天然石3種と、シルバーのヘマタイトとの組み合わせが、個人的には好きです。

詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。

＊Naiad

22年

何をどうすればいいのかわからない、とにかくめちゃくちゃになった家の中。

これは現実なんだろうか、やっぱり現実なんだよなと、現実感の乏しいまま思っていた。

国道を西へ西へと向かうサイレンの音が、朝から晩まで、ほとんど途切れることなく聞こえていたのを、今でも覚えている。

あれから22年。

大切なものほど失われていく気がして、生き続ける方がよほど辛いんじゃないかと、正直思う時もあった。

それでも生きている。

楽しいことも、かけがえのない出会いもたくさんあった。

きっとこれからもそう。

降雪

窓を開ければ、そこは雪国であった。

思わず、淡谷のり子と川端康成を混ぜたようなフレーズ（ああ昭和生まれ…）を思いついてしまった、そんな久々の雪景色。

午前中は、青空が見えて日差しも強かったので、アスファルトの黒がかえって鮮やかに見えたくらいだったけれど、昼過ぎは、傘を持っていないことが気になるほど吹雪いていた。

毎年センター試験の2日間は雪が降る、というイメージがあるのだけれど、実際はどうなんだろう？

受験生の皆さんが、どうか無事に実力を発揮できますように。

ぼちぼち

大好きなブルー系、シルバー系の石を仕入れ。

天然色のもの、染色加工されたもの、透明なもの、乳白色のもの、メタリックな輝きのあるもの。
どれも初めて手に入れた石で、それぞれとても美しい。

新しい石を前にすると、いつもながらぱーっと気分が上がる。
このところ休みっぱなしだった創作意欲も、ようやく仕事始めを迎えられそうだ。

他の石と組み合わせて、さて、どんな作品にしようか…。

謹賀新年

クリスマスから大晦日まで、十分味わう間もなく年が明けてしまった💦

昨年は自分も世の中も何かと波乱が多い1年だったので、今年は穏やかに過ごせたら…と思う。

とりあえず穏やかな空の下でのスタート。