2017年8月21日月曜日

新作紹介(8/21)

ペールトーンの青い石の組み合わせは、優しげでアンニュイな雰囲気があって、夏から秋へと移ろうこの時期の、そこはかとない寂しさを含んだ静けさを表現してくれます。

天然色のブルーカルセドニーは白っぽい部分との濃淡が、ストライプブルーオパールは透明感のあるグレー部分とのコントラストが魅力的。

シルバーのヘマタイトのクールな輝きで大人っぽさを醸し出したネックレスです。


詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


*うつろい



















2017年8月20日日曜日

新作紹介(8/20)

シェルやペトリファイドウッド(珪化木石)は使ったことがありますが、ウッドビーズを用いた作品は初めてです。

そもそもこのレッドウッドに一目惚れしなければ、このネックレスは生まれませんでした。
鮮やかで深みのあるこの色!
橙~朱~赤の微妙なトーンが本当に綺麗なんですが、染めではなく天然の色彩です。

組み合わせたのは、とろみを感じさせる質感と独特の縞模様が美しい、カーネリアン・サードニクス。
丸玉ではなくダイスカットというのが、個人的にはお気に入りです。
金色のヘマタイトの輝きがアクセントになっています。

盛夏は勿論、これから秋口にかけても十分活躍してくれることでしょう。

詳しくは、四月堂 天然石アクセサリー海芋 https://www.iichi.com/shop/Shigatsudo-KAIU まで。


*siesta


制作と花火と

久しぶりに制作。
ほぼ一目惚れでわーいとばかりにいくつか手に入れた材料だったけれど、そのうちの1つが試作の段階でイメージと異なるイマイチな出来にしかならず中断。
色々考えてはいたものの、その後あれやこれやがあって落ち着かず、気力も萎えてしまって、結局1ヶ月以上放置していたのではないかと思う。
ようやくやる気が戻ってきたし、昨日新たに購入した石と組み合わせることで、なんとか1点仕上げることができた。
夏向きにと思っていたネックレスなので、時期としては遅くなってしまったけれど、他にももう1点既存の材料で作ったものと共に、とりあえず近日中にアップしようと思う。

夏といえば、 いわゆるお盆休みの期間は終わっても世間的にはまだその余韻があって、お休み気分が漂っているように思う。
そもそも学生さんはまだ夏休み中だし、今日明日と近隣では花火大会やら盆踊りやらが行われるらしい。
ところで、つい先日国産の線香花火の話題を目にしたことから、無性に線香花火がしたくなった。
とはいえ、残念ながらそういう遊びに付き合ってくれそうな人間はすぐ近くにはいない。
遠方に住む古い友人とのメールの中で、線香花火がしたいけど1人でするのはさすがに…という話をした。
すると、ヘビ花火をするよりマシじゃないかと返信が来た。
比較の問題ではないだろうと返すと、ならばネズミ花火はどうかと勧められた。
1人で点火して1人で逃げるんかいっ。
やはり花火は2人以上でするもの。
さらに大人花火なら🍺やら🍷片手にということになるかしら。


2017年8月14日月曜日

インスピレーション

今月に入ってすぐ、足指を打撲・脱臼してしまった。
些細な怪我なのになかなか痛みが治まらず、更に連日の厳しい暑さにもめげて、漫画(電子書籍)を大人買いして一気読みするなど、お盆休みの帰省やレジャー等で賑わう世の中を尻目に、出不精まっしぐらな日々を過ごしている。

一昨日、検診に行ったついでに久しぶりに寄った図書館で、以前から興味のあった『翻訳できない世界のことば』(創元社)を見つけて借りてきた。
その国その地域だからこそ生まれたであろう言葉もあれば、思わず頷いてしまうような言葉もあり、それぞれが意味するところの面白さや深さに、やはり言葉とは文化なのだなあと思う。

名前が先かモノが先かはその時々によるけれど、自分が作るアクセサリーには必ず作品名をつける。
それは、作品のイメージや大袈裟に言えばそこに込めた想いや世界を、言葉でも伝えたいからだ。
それを誰かがわずかでも汲み取ってくれたら嬉しい。

本の中から、いくつか創作の元になりそうな言葉を拾うことができた。

さて、どんな石を使ってどんなものを作ろうか。